子供の教育って難しいし終わりがないし正解もないですよね。
- どうすれば幸せになってくれるのか
- どういう能力を身につけさせてあげればいいのか
- 親ができることは何があるのか
教育熱心な親御さんは特にいろんな不安があると思います。
逆に言えば子供のために色々と考えられている優しく教育熱心な親御さんとも言えます。
そんな子供思いの親御さんに世界の教育現場で話題の能力とその能力を育てる遊びを紹介したいと思います。
その能力と育てる遊びというのは、
『非認知能力』と『ボードゲーム』です。
この記事では、
- 世界の教育現場で注目されている非認知能力とは何か
- 非認知能力を育てる遊びは、なぜボードゲームなのか
について徹底解説いたします。
この記事を読めば非認知能力とは何か、なぜボードゲームが有効なのか理由がわかると思います。
そしてボードゲームで子供と一緒に遊びたくなると思います。
非認知能力とは
非認知能力とは簡単に言うと数値で測ることができない能力の事です
少し前の言い方をすると『人間力』といった言葉が当てはまります。
例えば・・
- 人と関わる力 :リーダーシップ、コミニュケーション力、協調性
- 自分で壁を破る力 :自己肯定感、忍耐力、探究心、自制心
- 革新的な考えができる力:想像力、表現力、集中力、発想力
逆に認知能力は点数で測れる能力をいいます。
- IQのような能力の数値
- 学校や塾などで行われるテストの点数
- 検定〇〇級:英語検定、漢字検定など
『非認知能力』と『認知能力』の違いについて、イメージつきましたか。
なんとなく非認知能力は大事な感じがするな!という方は多いと思います。
- 勉強はできるけど、人間的にはちょっとな!
- 勉強はできないけど、人間的に魅力的だな!
どちらの方が社会に出た時に活躍しそうですか。
後者の方が活躍しそう!という方が多いんじゃないでしょうか。
つまり非認知能力が高い方が実際に社会でも活躍しているイメージがあるという事が言えますよね。
非認知能力が世界の教育現場で注目されている理由
非認知能力を育むことは子供の将来の学力、年収、既婚率がよくなるという実験結果が出ています。
出典:首相官邸
まさに人生を豊かにする能力と言えます。
教育現場でも非認知能力の必要性がどんどん高まっています。
非認知能力がもたらすメリット
非認知能力がもたらすメリットは正直なところ無限大と言っても過言ではないです。
自分の意思で物事を見定めて、解決方法を見出し、自分で解決していける能力を持っていれば人生怖いものなしです。
また非認知能力を育てることで、認知能力(IQや学力テスト)の向上にも影響するということもわかっています。
つまり非認知能力を育てれば『人間力』と『学力』の両方を効率よく育てていけることになります。
今後の不明瞭な未来の社会に対しても柔軟に立ち向かい乗りこなしていく大人へとなり得るのです。
非認知能力を育てるボードゲームとは
ボードゲームってなんだろ?
聞いたことあるけどよくわからない。
『UNO』や『人生ゲーム』と思われている方はこちらの記事をお読みください。
ボードゲームの魅力を簡単にまとめると
- ゲームの種類やジャンルが豊富!(毎年1000個以上の新作が出ている)
- 繰り返し遊べる(やり込み度が高い)
- コスパ最強!雨の日OK、持ち運びOK、みんなで繰り返し遊べる
子供と何度も遊ぶのにはもってこいのツールだと言えます。
なぜボードゲームが非認知能力を育むのか
ボードゲームはゲーム毎に勝つための条件(目的)が決まっていますが、勝ちまでの過程は自分の判断で進めていかなくてはなりません。
その過程をどのように計画し判断、決断していくかが重要になります。
その様々な選択が非認知能力を遊びながら育むことができるのです。
このボードゲームで勝つための状況は社会に出てもよく立ち会う状況です。
- 売上を上げるにはどうすればいいか
- より効率のいい働き方はないか
- チームをまとめる方法はないのか
会社ではいろんな課題が山積みですよね。
ボードゲームで勝つための方法として非認知能力が備わっていれば社会での課題との向き合い方も自然と身についています。
- コミュニケーション力:数人で遊ぶことが多いので自然とコミュ力がつく
- 読解力:難しいルールなどが多いので説明書を読んで理解できるか
- 考察力:勝つにはどういった方法が必要なのか、なぜ勝てなかったのか
- 判断力・決断力:勝つためにどちらのルートで進めば得策か
- 計画力:勝つためにどういった道筋がいいか戦略を立てる
- 洞察力:対戦相手の動きを見て対策を練る
- 集中力:ゲームに集中していないと命取りになる
- 主体性:自然に育つ、自分の判断が常に勝利へ影響してくるため
- 瞬発力:反射神経が必要なボードゲームもある
- お笑いセンス:大喜利系にボードゲームでお笑いレベルが磨かれる
- 演技力:正体隠匿系のゲーム(人狼など)で嘘をつくこともある
社会の縮図を疑似体験できるのがボードゲームのいいところです!
そして負けてもミスしても失うものはない。
ただただ楽しいのです。
そしていろんな能力が向上する可能性がある。
最高の遊びにして最高の教材と言えます。
まとめ
今、教育現場で話題の『非認知能力』について書いてきました。
これからの時代はますます予想のつかない社会になってくるのは間違いないですよね。
ただどんな時代になろうと『非認知能力』を高めていれば、自分で道を作っていけるような自立した大人になれる可能性が高いです。
その非認知能力を高めるためにぜひボードゲームで遊んでみてください。
非認知能力を高めるのに最も適した遊びだと言えます。
家族も子供も楽しみながら非認知能力を高めていきましょう。